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開拓すべく・・・

airplane今年の夏の添乗が本決まりになり、保険の申込みや、プロフィール作成のための書類が会社からどさっと届きました。

 生徒さんたちの、ウイークディーの語学研修は消極的な態度で参加し、週末のユニバーサルやディズニーは積極的に楽しむ!みたいな気持ちを少しでも変えたいと過去2年間の体験から強く思っていますウッシッシ

 色々な国の文化や習慣、考え方の違いを受け入れながら日本人ならではの文化や日本人の優しさを伝えていきたい。そんな思いがこの仕事を受ける原動力となっているような気がします。

 私がホームスティさせていただいたお家はシングルマザーでした。お母さんのシェリー ホフマンは会計士の資格を取るために大学に通っていました。お家では、疲れて寝ているか、息子と喧嘩をしている姿しか覚えていません(笑)。次男のギャブンは当時13歳で、とても寂しがり屋さん。私が帰るなり、学校に宿題を忘れちゃったから一緒に来てくれる?と頼みに来て、一緒に学校に行ったり、ピアノの練習を一緒にやってと頼みに来て、毎日のようにピアノに二人で向かっていました。私は友人の車に衝突され鞭打ちになり、そのためスパに通っていました。ある日の夜遅くにスパから帰ると、長男のジェイソンとママが玄関で大ゲンカしていて家に入れず・・・恐る恐る裏門から家に入ると、ギャブンが裏門で待っていて、私の手を引いて自分の部屋に一緒に逃げ込み、僕が寝るまでここにいてと頼まれ、彼が寝るのを見届けたりしたものでした。私の仕事はご飯を作ったり、掃除、洗濯をすることでしたが、忙しいお母さんには容易に甘れられない彼の寂しい気持ちを癒す事だったような気がしています。若い日本人学生のお姉さん的な存在だった私。いい加減そんな世話役が嫌になり、半年でLAから北の町に当てもなく一人で引越をしましたが、そこでも東南アジアからアメリカに移住してきたおばさんやおじさんの愚痴をたくさん聞いてきました。アメリカ人は決して幸せでなないのだなぁと思ったものでした。夢や希望を求めてアメリカに多くの人たちが移ってくるけど、どれだけの人が本当の幸せを手に入れているのだろう・・・アメリカで仕事をしている日本人にも多く出会いましたが、みんな大変そうだったし、寂しそうだったなぁ。仲良くなった先生は、僕は離婚していて、大きな息子がいるけど、一緒に暮らしてないんだよ。隣の家で気楽に暮らしていると言っていました。日本では考えられないだろうけどねと。


 今回の添乗の一つはホストファミリーでの滞在です。この年でホストファミリーは辛いよ~~と仲間の添乗員さんがおしゃっていましたが(笑)。さきほど、ファミリーの子供は大歓迎!と書類に書いておきました。当時の私は独身で子育ての経験もなかったけど、今の自分ならギャブンのお世話のような事はもっともっと上手に出来るような気がします。ホフマンさんのお家を急きょ出てしまったので、1年後に訪れると、ギャブンがいなくて残念だわ。彼はあなたがいなくなってとても寂しがっていたのよと言われました。そしてあなたの英語はすごく良くなったわねとも(笑)。日本人だらけのLAを離れて頑張って良かった!と思った瞬間でした。

 将来的には、自分の良い個性を伝え、相手の良い個性を受け入れながら一緒に有意義な時間を過ごせるようなツアーを企画したいと思っています。あの日本人ともう一度会いたいと思ってもらえるような・・・まだ頭の中で妄想中ですが、そんなツアーを開拓するべく、今回に臨みたいと思っています。

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