
英語を一つの教科として考え手学ぶのか、もしくは英語を言語習得として捉えて学ぶのか。これは日本人にとっての永遠の課題だと思うのですが、前回の引率の仕事でそのことをまた考えさせられました。
同じカレッジで県内の某私立中高生50名が英語のレッスンを受けていました。この学校は14日間のプログラムで、午前も午後もカレッジでレッスンを受けていました。私の引率したグループは全国からの寄せ集めのグループ。成田で出会って、成田でさよならです。彼らは午前中が英語のレッスン、午後からはエクスカーションに出かけました。ビーチやショッピング、美術館、科学センターなどなど。週末にはディズニーランド、ユニバーサルスタジオに。正直、遊び半分の語学研修でもあります。今までそれに疑問を持ったりもていましたが、今回一緒だった私立中高生グループを見ていてそうでもないのではと思うことがあり・・・
ランチは近くのショッピングセンターで自分たちの好きなものを食べました。タコス、日本食、中華、ハンバーガーなどのファストフードレストランで自分たちで注文をしました。14歳以下はVIP扱いでもれなくスタッフがついて行きます。15歳以上は自分たちで勝手に(笑)。注文の仕方などは自分たちで調べてきたのか、もしくはアメリカで学んだのかは定かではありませんが、毎回きちんとランチを頼んでおりました。たまたまある日、唯一午後からのレッスンがなかったらしく、私の前に並んでいた某私立中高生の男子たちが、これって何だろう?テークアウトしたいって言えばいいのかな。などと話をしていたので、for here or to goって聞かれると思うからto goと言ったら持ち帰るという事になるよと伝えました。ええ、そうなんですか?と。カレッジでレッスン漬けでプレゼンテージョンが出来るようにするというのがそこの学校の方針だそうですが、それはそれで英語習得としてのゴールではあります。しかし、私はどうしてもそれで生きたコミュニケーション力には繋がるとは思えないのです。遊び中心であっても、スタッフやお店の人に自分意志を伝えるという作業を英語で行わないといけない。そういう実体験から英会話を学び、自分のものになっていくのだと思うのです。ランドでxxxに乗りたい。xxxを買いたい。トイレに行きたい。お友だちにお土産を買いたいけど何がいい?などの会話をすることで彼らは一見遊んでいるだけのように見えてもしっかりと覚えていくのだと毎回生徒たちを見ていて思います。初日と最後の日の彼らの英語力は確実に違っています。ホストたちが、9日なんて短すぎる、もっといて欲しかった、本当の娘みたいだった。別れるのが寂しすぎるなど沢山の嬉しい言葉を聞きました。特に40分も遅刻して来て、別れを惜しんで写真を撮っておるファミリーたちには、おいおい、早くバスに乗らないと飛行機に間に合わないぞ!って心で思っていましたが(笑)生活に密着した形で英語を学ぶことはやはり一番の近道なのではと思います。なので私の教室でも、ゲームは必須科目であります。人間はストレスを感じている状態では学ぶことは出来ないが、ストレスから解放された状態では学ぶことが出来るとどこかの勉強会で学びました。まさにそうだと思います。後半から来た若い英語の先生が、私のクラスの生徒たちは保健室に行く割合が学校一なんですよ。何ででしょう?と言っていました。1000個の単語を覚えさせるのに6時間居残りをさせているとか。優秀な学校に進学するためには必要なのでしょう・・・私の教室はストレスのない状態で生徒さんたちが英語を習得出来るように、これからもスタイルを変えることなく進めて行きますね」。楽しく、元気に!失敗を恐れずに。