
私が生まれて初めてアメリカ旅行をしたのが22歳の時。証券会社勤務の友人から、お客さんがLAに住んでいて是非遊びに来てと言われているから一緒に行ってと言われ、悶々としたOL生活をしていた私は即決しました。初めてのアメリカ。まず最初に驚いたのはトイレのドアの下に隙間があり・・・いや隙間というよりドアが切れているような・・・中にいる人の足が見えるのです。本当にカルチャーショックでした。彼女のお客さんの息子さんに連れられてマリナデルレイのレストランに連れて行ってもらってトイレに行ったものの用をなかなか足せなかったのを覚えております

1週間の滞在でしたが、色々な所に連れていってもらいました。彼がオーダーをしてくれた時に、She wants.......とペーパー上でしか使ったことがなかった3人称単数現在を使っていることも衝撃的でした(笑)。英語って生きているんだと感じました。現在完了形や関係代名詞が会話の中に沢山入っていることも。もしかしたら私は本当にちっぽけな世界しか知らないだけで、人生にはもっと未知の世界が拡がっているのではと思いました。そして朝3時起きをして向かったラスベガス。フラミンゴヒルトンに一泊した覚えがあるのですが、ホテルの近くのディナーショーに連れて行ってもらい、そこで見たショーに出演しているアメリカ人の演技に魅了され、涙が溢れてきました。自分の人生を楽しいでいる、自分の仕事に誇りをもっている、人生を輝かせていると感じたのです。それに比べて自分は・・・・誰にでも出来る無難なOLになり、だからと言ってそれに満足している訳ではない。でもこれと言った資格があるわけでもない。自分の人生やり直したいと真剣に思ったのでした。帰国してからその友人に、私があなたをアメリカに連れていったからそんな馬鹿な考えを持たせてしまった・・・みんな結婚するために資金を稼いでいるというのに・・・と嘆かれました

今でもその友人とは仲良しです。そして彼女に感謝しています。輝いている人の姿は言葉はなくても人を感動させる。それを体感したのがラスベガスでのショーでした。あれから数十年(笑)。あの時の決意があったから今がある。いくつになっても遅くない、人生終わるまでが挑戦なのだから。私もあの時に感動を与えてくれた人のような生き方をしたいと思っております。